飽くなき技術の追求
そして継承
和 創 技 継
わたしたちは日本人として、「和」の精神を追求し世界へ発信をしていきます。十川日本庭園研究室は本物の和の空間を提供することで、あなたにとって寛ぎと落ち着きのひとときを提供し続けます。また、わたしたちの方針にご賛同頂けるお客様に対して妥協のない技術を提供し、その結果得られる満足感を継続して提供します。そのため、庭園製作を行ったお客様に対しては、原則としてその後の保守管理も合わせて行います。
尚、当研究室が持つ工法・技術は同業者様や次世代の若い担い手の皆様へ様々なメディアや講習会等を通じて豊富な資料を基に提供しています。
※写真はすべて当研究室製作のものです。
竹垣作り
どんな竹垣でもいかに技術が優れていても、竹が汚れていては見栄えが今一つ。逆に竹がきれいでも、曲がりや歪みが目立つとキレイに見えません。従って、如何に竹をきれいに洗うか、どこにどの材料を使うかでその良し悪しが決まります。
石組み
石組みにおいて当研究室は特に大切なこだわりがあり、「かませ石」を使用した古式工法を用いています。古式工法は何百年も経た庭園で実証された優れた技術と言われています。また、その構造から石の埋設部分が少ないにもかかわらず、強固であるため、作庭家にとっても石の形状を充分に活かせることができる工法です。
その他、鑑賞池等の護岸工事も承っています。
水琴窟
かつて水琴窟は造園学上、最高峰の技術と言われていましたが、構造はいたってシンプルです。当研究室が製作する水琴窟はその音量と音色を最大限活かすために瓶を2つ用いています。そして、排水装置でもある水琴窟は泥等が溜まり詰まりやすい構造ですが、独自の技術で対策を施し、メンテナンスの頻度を極力減らしています。
庭木管理
庭木管理はその木の成長に合わせて行うことが大切です。木をよく観察し、木自身が望むように仕立てるのがわたしたちの剪定です。また、周りの環境にも気を配って施主さんによる日々の掃除の手間を出来るだけ少なくする様な剪定方法を追求しています。
その他、災害防止ための樹木伐採なども行っています。
茶庭・庭園作庭
茶庭や庭園は上記のような色々な構成要素で作られています。また茶庭に代表されるように作法を守り、且つ使う人の身になって設計することが肝要です。そういった様々な要素を念頭に、施主様としっかりと話し合い、作庭を行います。そしてその庭には中国や日本文化の精神性を織り込むことも重要です
情報発信・啓蒙活動
以上の様に紹介させていただいた技術を、今後造園業界を担う若い方々と共有し、繋いでいくことがわたしたちの使命と考え、このウエブサイトやSNS、そして技術習得の理解を助けるためYouTube等の動画配信もさせていただいております。