庭木(にわき)の手入れ(槙の透かし)その1
十川日本庭園研究室です。
今回から、二回に分けて槙の透かしについてご紹介いたします。今回はその一回目。庭木の手入れは、文面で伝えられるものではなく経験が重要です。写真を中心にご紹介いたしますので、説明文は簡潔にしてあります。
一般的に、槙は刈り込むケースが多いようですが、ここでは「透かし」を紹介します。枝の絡みや、不要枝を全て一回目で払い、三年から五年後を目安に仕上げます。不要枝は、払わない限り生涯残りますので、ご注意ください。作業は、一人で二日間です。
皆様の手入れの参考になれば幸いです。
手入れ前の枝の画像です。
枝は全てさばきます。
天上が終わりました。
下や裏から枝を見ることが重要です。
枝が絡んでいる状態です。
形を気にせず、思い切り不要枝は払います。
完成です。
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