【竹垣の作り方】竹垣交換・創作垣 〜日本庭園（枯山水・石庭）の作り方 その７〜

十川日本庭園研究室です。
今回は前回からの続きで、竹穂垣の竹穂を使用した創作市松垣製作の後編です。

前編（日本庭園の作り方　その６）は、下記リンクより。

①部材の準備

従来の杉皮垣は、一二三の押縁でしたが、今回は竹の根を三本使用して、押縁六本のデザインとしたものに交換します。先ずは竹の根をきれいに洗い、丁寧にさばきます。

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やや細めの縦の押縁を取り付けます。

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横押縁を、取り付けます。

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竹の根を仮置きしてバランスを見ます。

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全てビス止めします。

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ビスは節に打つと目立たなくなります。

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竹根は短いので小口を割竹で隠します。

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②立込み

参考

古い竹を外し、前回ご紹介した市松垣を下地に立込みます

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水平器をあてて正確に設置します。

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縦の押縁を取り付けます。

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縦押縁の高さは、コンパネの天端が平らなのでメジャーで測り確認します。

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ビス止めします。

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縦押縁は太い順に割り振ります。

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横押縁は遠近法を使います。全て建物側が元になるように同じ竹を三か所切って止めます。

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③完成

裏のあそびが透けて見えます。

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　創作垣のご紹介はこれで終了です。後程、多数の方よりご希望の動画を上げたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。尚、前段の「日本庭園（枯山水・石庭）の作り方 その１〜その６」は下記リンクより閲覧ください。