【台風災害 防止】高木伐採工事 その2
十川日本庭園研究室の十川です。今回は高所作業車とラフターによる狭小地の大木撤去作業事例についてご紹介いたします。
今回は建造物に囲まれたエリアでの作業になります。非常に難しい作業となりましたが、建造物に近い高木伐採は、危険防止・災害による被害予防には最優先項目であると考えます。こちらのケースも重機を使用しての作業方法となりました。ご参考になれば幸いです。写真はクリックすると大きな写真でご覧いただけます。
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目次
現況(作業前)の確認
千葉県内神社における本殿の修理に伴い、倒木の恐れがあるため伐採撤去することになりました。建物の被害状況です。
幹で屋根を押しています。
根による縁石の被害状況です。
作業前の状況です。
ラフターと高所作業車による上部切込み
高所作業車でバンドをかけて、上から切ります。
大きく切るのがコツです。
ウケを入れて切ります。
下部切込み・吊り上げ・撤去
安全のために離れてから吊り上げます。
枝を刻んでトラックに積み込みます。
足場にかかる枝を切ります。
材木として使えるように4m以上で切ります。
ふらつかない様に、ラフターのブームを下げてワイヤーを短くします。バンドも短く両側からかけます。
建物から離すように上部を押します。
下から切ります。
吊り下ろします。
撤去後の建物の被害状況が明らかになりました。
切り株の状況です。
伐採した大木は材木として再利用します。
材木の保管状況です。
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